ダイエット中のコンビニ・外食はどう選ぶ?麺・丼・揚げ物のカロリーを1食分で比較
この記事は食品の栄養素に関する一般的な情報提供を目的としており、医療上のアドバイスではありません。記事中の内容は特定の症状・疾患の診断・治療・予防を保証するものではなく、効果には個人差があります。体の不調・疾患の診断・薬や栄養補助食品の使用については、必ず医師・管理栄養士などの専門家にご相談ください。
「ダイエット中だけど、今日はコンビニか外食しかない」——そんなとき、メニューの前で迷う原因はカロリーが1食分で見えていないことです。成分表の数値は100gあたりで載っていますが、実際に食べるのはうどん1玉・から揚げ5個・ごはん茶碗1杯といった単位で、同じ「主食」でもゆでうどん1玉(230g)は219kcal、チャーハン1皿(250g)は515kcalと2倍以上の差があります。この記事では、日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の実測値をもとに、麺・ごはん・丼・揚げ物・小鉢を1食分のカロリーと食物繊維に換算し、「何を選ぶか」「何に置き換えるか」「何を1品足すか」を数値で示します。料理の値は成分表の標準的な配合によるもので、特定の店舗・商品の値ではありません。
含有量の全順位は カロリーが低い食品 TOP100 で確認できます。
広告
主食はどれを選ぶ?ごはん・麺・パンの1食分カロリー
主食のカロリーは、100gあたりの数値(エネルギー密度)の差がそのまま1食分の差になります。成分表では、ゆでうどん95kcal、ゆでそば130kcal、ゆで中華めん133kcal、ゆでスパゲッティ150kcal、ごはん(精白米)156kcal、おにぎり170kcal、チャーハン206kcal。ゆでた麺は水分を多く含むため、同じ重さならごはんより軽くなります。
1食分に直すと、ゆでうどん1玉(230g)219kcal、ゆでそば1玉(200g)260kcal、ごはん茶碗1杯(150g)234kcal、おにぎり1個(110g)187kcal、スパゲッティ1皿(ゆで240g=乾麺100g)360kcal、チャーハン1皿(250g)515kcalです。チャーハンは米を油で炒めるうえ具も入るため、主食だけで他の2〜3倍に届きます。
ごはんを選ぶなら、押麦を混ぜた麦ごはんは100gあたり118kcal・食物繊維4.2gと、精白米(156kcal・1.5g)よりカロリーが低く食物繊維は約3倍です。茶碗1杯150gでは177kcal・食物繊維6.3g。コンビニの「もち麦おにぎり」を選ぶのは、この差を手軽に取り込む方法です。
主食の1食分カロリー(日本食品標準成分表 八訂 増補2023年の100gあたりの値から換算)
広告
丼・おかずは「置き換え」で減らす:牛丼→親子丼、ハンバーグ→豆腐ハンバーグ
外食で効くのは「食べない」より「同じ種類の中で置き換える」ことです。丼の具を同じ180gで比べると、牛飯の具は220kcal・たんぱく質7.4g・脂質16.9g、親子丼の具は182kcal・たんぱく質15.1g・脂質9.4g。ごはん250g(390kcal)と合わせると牛丼610kcal、親子丼572kcalで、親子丼のほうがカロリーは38kcal低く、たんぱく質は約2倍になります。
ハンバーグも1個150gで、合いびきハンバーグ296kcal、チキンハンバーグ257kcal、豆腐ハンバーグ213kcal。合いびきから豆腐に替えるだけで83kcal減り、たんぱく質は20.1g→14.9gと大きくは落ちません。中華なら、麻婆豆腐1皿(200g)208kcalに対し八宝菜1皿(250g)は160kcalで、野菜の量が多いぶん軽くなります。
揚げ物は衣と油の分が上乗せされます。コンビニのから揚げ(とりから揚げ)は100gあたり204kcalで、5個(150g)なら306kcal・たんぱく質23.4g・脂質15.2g。メンチカツは1個(100g)で273kcal、ポテトコロッケは1個(100g)で226kcalです。から揚げはたんぱく質源としては優秀なので、5個を3個(184kcal)に減らして残りを小鉢に回すほうが、揚げ物をゼロにするより続けやすい選び方です。
1品足すなら小鉢:食物繊維を増やしてカロリーはほぼ増やさない
ダイエット中の食事で不足しやすいのが食物繊維です。食事摂取基準(2020年版)の目標量は18〜64歳で男性21g以上・女性18g以上。1食あたりに直すと6〜7gですが、うどん1玉なら3.0g、おにぎり1個なら0.4gしか摂れません。主食だけで済ませた食事は、カロリーの割に満足感が続かない原因にもなります。
コンビニや定食屋の小鉢は、この差を少ないカロリーで埋められます。卯の花いり(おからの煮物)70gで59kcal・食物繊維3.6g、ひじきのいため煮70gで53kcal・2.4g、きんぴらごぼう60gで50kcal・1.9g。さらに軽いのがめかぶ1パック(40g)6kcal・1.4g、ゆでブロッコリー50gで15kcal・2.2gです。
組み合わせの例として、ゆでうどん1玉+卯の花いり70gなら278kcal・食物繊維6.6gで、1食分の目安に届きます。チャーハン1皿(515kcal・食物繊維4.8g)より237kcal少なく、食物繊維は多くなります。もう少したんぱく質が欲しいときは、ゆでた枝豆(可食部50g)を足すと59kcal・たんぱく質5.8g・食物繊維2.3gが加わります。
カロリーを抑えて食物繊維を足せる小鉢・副菜(100gあたり、日本食品標準成分表 八訂 増補2023年)
- ✓卯の花いり— 84kcal・食物繊維5.1g。小鉢70gで59kcal・食物繊維3.6g
- ✓ひじきのいため煮— 75kcal・食物繊維3.4g。小鉢70gで53kcal・食物繊維2.4g
- ✓めかぶわかめ(生)— 14kcal・食物繊維3.4g。1パック40gで6kcal・食物繊維1.4g
- ✓ブロッコリー(ゆで)— 30kcal・食物繊維4.3g・たんぱく質3.9g。50gで15kcal・食物繊維2.2g
まとめ
コンビニ・外食のカロリーは、主食の種類と揚げ物の量でほぼ決まります。チャーハンより麺やおにぎり、牛丼より親子丼、合いびきより豆腐ハンバーグ。から揚げは減らして残すくらいで十分です。そのうえで小鉢を1品足せば、カロリーをほとんど増やさずに食物繊維を1食分の目安まで近づけられます。
「ダイエット中のコンビニ・外食はどう選ぶ?麺・丼・揚げ物のカロリーを1食分で比較」に関連する商品をチェック
※ Amazonアソシエイト参加中。当リンク経由の購入でサイト運営を支援できます。
よくある質問(FAQ)
- Q. ダイエット中、コンビニのおにぎりとパンはどっちがいいですか?
- カロリーは近いですが脂質が違います。おにぎり1個(110g)は187kcal・脂質0.3g、ロールパン2個(60g)は185kcal・脂質5.4g、クロワッサン1個(40g)は175kcal・脂質10.7gです。同じくらいのカロリーなら脂質の少ないおにぎりのほうが、おかずで脂質を摂る余地が残ります。もち麦入りを選べば食物繊維も増やせます。
- Q. から揚げはダイエット中に食べないほうがいいですか?
- 量を決めれば問題ありません。とりから揚げは100gあたり204kcal・たんぱく質15.6gで、5個(150g)なら306kcal・たんぱく質23.4gです。3個(90g)に減らせば184kcal・たんぱく質14.0gで、たんぱく質源としては十分役立ちます。減らした分はブロッコリーや海藻の小鉢に回すと、食事量を保ったままカロリーを抑えられます。
- Q. 外食で食物繊維を1食どれくらい摂ればいいですか?
- 食事摂取基準(2020年版)の目標量は18〜64歳で男性21g以上・女性18g以上なので、1食あたり6〜7gが目安です。うどん1玉は3.0g、おにぎり1個は0.4gしかないため、主食だけでは届きません。卯の花いり70g(3.6g)やゆでブロッコリー50g(2.2g)、めかぶ1パック(1.4g)を足すと、カロリーをほとんど増やさずに近づけられます。
関連する栄養素ランキング
※ 栄養素データは文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年」に基づきます。医療・栄養指導など専門的な用途には、必ず管理栄養士・医師にご確認ください。
関連記事
ダイエット
かさを増やして満腹にする食べ方|低カロリー食材の使い分け
ダイエット
ダイエット食品ランキング|コンビニで何g摂ればいい?
ダイエット
コンビニの高タンパク・低カロリー食品ランキング|ダイエット中の選び方