日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
この記事は食品の栄養素に関する一般的な情報提供を目的としており、医療上のアドバイスではありません。記事中の内容は特定の症状・疾患の診断・治療・予防を保証するものではなく、効果には個人差があります。体の不調・疾患の診断・薬や栄養補助食品の使用については、必ず医師・管理栄養士などの専門家にご相談ください。
ダイエット中や体型維持を意識しているとき、コンビニでの買い物は「高タンパクで低カロリーなもの」を選べるかどうかが大きな分かれ目になります。この記事では日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の実測データをもとに、コンビニの棚に並ぶ食品の中から高タンパク・低カロリーな組み合わせをランキング形式で紹介します。数値は可食部100gあたりを基本とし、1個・1パックなど実際に手に取る量での換算も併記します。
「高タンパク・低カロリー」を数値で判断する際は、100kcalあたりのたんぱく質量(たんぱく質g÷エネルギーkcal×100)で比較すると、食品ごとの効率がわかりやすくなります。この値が高いほど、少ないカロリーで多くのたんぱく質を摂取できます。
一般的な目安として、100kcalあたりたんぱく質20g以上であれば「高効率」な部類です。鶏むね肉や白身魚の加工品、脱脂乳製品などがこの基準を満たしやすい食品群です。
コンビニのチルド・惣菜コーナーには、成分表ベースで見ても優秀な高タンパク・低カロリー食品が揃っています。定番のサラダチキンは鶏むね肉(皮なし・生)に近い栄養価で、100gあたりエネルギー105kcal・たんぱく質23.3gと、100kcalあたり換算で約22gに達します。
鶏ささみ(ゆで)は100gあたり121kcal・たんぱく質29.6gで、100kcalあたり換算では約24gとサラダチキンをさらに上回ります。1パック(可食部約80g)ならたんぱく質約24gを97kcal前後で摂取できる計算です。
無脂肪ヨーグルトは100gあたりわずか37kcal・たんぱく質4.0gですが、100kcalあたり換算では約11gと乳製品の中では高効率です。小腹満たしや間食として、他の食品と組み合わせて使うのに向いています。
コンビニで入手しやすい高タンパク・低カロリー食品(可食部100gあたり、日本食品標準成分表八訂より)
高タンパク・低カロリー食品だけに偏ると、食物繊維が不足しがちです。糸引き納豆は100gあたり184kcal・たんぱく質16.5gとやや高カロリーですが、1パック(約45g)換算では83kcal・たんぱく質7.4gと食物繊維を同時に補える貴重な選択肢です。
練り製品(焼き竹輪・かまぼこ)は低脂質・高タンパクな一方、食塩相当量が高めです。1日の食塩摂取目標(成人男性7.5g未満・女性6.5g未満)を踏まえ、練り製品を複数組み合わせる際は他の食事の塩分を控えめにするなど調整しましょう。
1食の目安としては、主菜にささみやサラダチキン(20〜25g)、副菜的にゆで卵か納豆(6〜7g)を組み合わせると、300kcal前後で30g近いたんぱく質を確保でき、ダイエット中の食事としてバランスが取りやすくなります。
コンビニでのダイエット中の食品選びは、100kcalあたりのたんぱく質量で比較すると失敗しにくくなります。鶏ささみ・サラダチキンを軸に、ゆで卵や納豆、乳製品を組み合わせて、無理なく高タンパク・低カロリーな食事を続けましょう。
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※ 栄養素データは文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年」に基づきます。医療・栄養指導など専門的な用途には、必ず管理栄養士・医師にご確認ください。