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筋トレ・体づくり

たんぱく質は肉・魚・大豆でどう違う?含有量と選び方

この記事は食品の栄養素に関する一般的な情報提供を目的としており、医療上のアドバイスではありません。記事中の内容は特定の症状・疾患の診断・治療・予防を保証するものではなく、効果には個人差があります。体の不調・疾患の診断・薬や栄養補助食品の使用については、必ず医師・管理栄養士などの専門家にご相談ください。

たんぱく質は筋肉・臓器・ホルモン・免疫抗体の材料となる栄養素で、日本人の食事摂取基準(2020年版)では成人男性1日65g・女性50gが推奨量です。筋トレをしている方や高齢者では体重1kgあたり1.2〜2.0gが目安になり、通常の食事だけでは不足しがちです。この記事では日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の実測データをもとに、肉類・魚介類・大豆製品・乳製品それぞれのたんぱく質が多い食品をランキング形式で紹介し、1日の目安量や食事への取り入れ方を数値とともに解説します。

含有量の全順位は たんぱく質が多い食品 TOP100 で確認できます。

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肉類・魚介類のたんぱく質量を比べる

肉類・魚介類は必須アミノ酸をバランスよく含む「完全たんぱく質」の代表格です。可食部100gあたりのたんぱく質量で見ると、鶏むね肉(皮なし・生)は23.3g・105kcalと低脂質・高たんぱくの代表食品。皮を除くだけで脂質を大幅にカットできます。

魚介類ではくろまぐろ(天然・赤身・生)が26.4g・115kcalとトップクラスで、鉄やビタミンB12も同時に摂れます。しろさけ(生)は22.3g・124kcalで、良質な脂質(EPA・DHA)も含む優秀な選択肢です。

豚肉ではヒレ肉(中型種・赤肉・生)が22.7g・105kcalと、部位の中で最も高たんぱく・低脂質です。もも肉(大型種・赤肉・生)も22.1g・119kcalとヒレに次ぐ低脂質部位で、コスト面でも選びやすい食材です。

たんぱく質が多い肉類・魚介類(可食部100gあたり、日本食品標準成分表八訂より)

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大豆・卵・乳製品のたんぱく質量を比べる

植物性たんぱく質の代表は大豆製品です。凍り豆腐(高野豆腐・乾)は100gあたり50.5gと数値上は非常に高いものの、乾物のため水で戻すと実際の摂取量は10g前後になる点に注意が必要です。糸引き納豆は16.5gで、1パック(約45g)あたり7g強のたんぱく質を含みます。

卵・乳製品も日常的に取り入れやすい高たんぱく食品です。プロセスチーズは22.7gと高水準ですが、脂質26.0g・食塩相当量にも注意しましょう。鶏卵(ゆで)は12.5g・134kcalで、1個(可食部約50g)あたり6g強のたんぱく質と必須アミノ酸バランスの基準にもなる食品です。

木綿豆腐は7.0g・73kcalと数値自体は控えめですが、低カロリーで料理へのかさ増しにも使いやすく、大豆イソフラボンや食物繊維も同時に摂れる点がメリットです。

たんぱく質が多い大豆製品・卵・乳製品(可食部100gあたり、日本食品標準成分表八訂より)

  • 凍り豆腐(高野豆腐・乾)たんぱく質50.5g。乾物のため数値が高く、水で戻すと実際は10g前後に
  • プロセスチーズたんぱく質22.7g。カルシウムも豊富だが脂質26.0g・塩分に注意
  • 糸引き納豆たんぱく質16.5g。1パック(約45g)で7g強。食物繊維も同時に摂れる
  • 鶏卵(ゆで)たんぱく質12.5g・134kcal。1個(約50g)で6g強。必須アミノ酸バランスの基準食品
  • 木綿豆腐たんぱく質7.0g・73kcal。低カロリーでかさ増しにも便利
  • 普通牛乳たんぱく質3.3g・61kcal。コップ1杯(200mL)で6.6g。カルシウムも同時補給

動物性と植物性、どう組み合わせる?

動物性たんぱく質(肉・魚・卵・乳製品)は必須アミノ酸がバランスよく含まれ、消化吸収率も90〜95%と高いのが特徴です。一方、植物性たんぱく質(大豆・穀物)は消化吸収率が80〜85%とやや低く、アミノ酸組成も食品によって偏りがあります。

ただし植物性を「劣る」と考える必要はありません。豆腐に多いリジンと米に多いメチオニンのように、複数の植物性食品を組み合わせることでアミノ酸の過不足を補い合えます。「豆腐+ご飯」「納豆+麦ご飯」といった日本の伝統的な組み合わせはこの点でよくできています。

目安として1日のたんぱく質の半分程度を動物性から、残りを植物性から摂ると必須アミノ酸のバランスが整いやすくなります。ランキング上位の食品を動物性・植物性の両方から選び、偏りなく組み合わせることが大切です。

1日にどれくらい必要?年代・目的別の目安

日本人の食事摂取基準(2020年版)では、成人男性1日65g・女性50gが推奨量です。筋トレをしている方や運動習慣のある方は体重1kgあたり1.2〜2.0gが目安となり、体重70kgなら84〜140gが目標になります。

高齢者(65歳以上)は加齢とともにたんぱく質の利用効率が低下するため、推奨量よりやや多い体重1kgあたり1.0〜1.2g程度が推奨されています。サルコペニア(筋肉量の加齢性減少)を防ぐためにも、毎食しっかり摂る習慣が重要です。

1回の食事で筋肉合成に有効活用できるたんぱく質の量には上限があるとされ、毎食20〜30gを目安に3食へ分散させることが効果的です。ランキング上位の食品を朝・昼・夕にバランスよく配分しましょう。

まとめ

たんぱく質が多い食品は肉・魚・大豆・乳製品と幅広く存在します。成分表のランキングで含有量を確認しながら、動物性と植物性をバランスよく組み合わせ、毎食20〜30gを目安に摂取する習慣を心がけてください。

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よくある質問(FAQ)

Q. たんぱく質が多い食品ランキングで一番含有量が多いのは何ですか?
乾物を除けば、かつお節(削り節)が100gあたり77.1gと突出して高い食品です。日常的な主菜としては、くろまぐろ(天然・赤身・生)26.4g、鶏むね肉(皮なし・生)23.3g、豚ヒレ肉22.7gなどが実用的な高たんぱく食品の上位に入ります。
Q. たんぱく質は1日にどれくらい必要ですか?
日本人の食事摂取基準(2020年版)では成人男性65g・女性50gが推奨量です。筋トレをしている方は体重1kgあたり1.2〜2.0gが目安となり、体重70kgなら84〜140gになります。腎機能に不安がある方は医師・管理栄養士に相談してください。
Q. 一食で見るとどのくらいのたんぱく質が摂れますか?
鶏むね肉(皮なし・生)1枚(約200g)で約47g、卵1個(約50g)で約6g、納豆1パック(約45g)で約7g、牛乳コップ1杯(200mL)で約6.6gが目安です。主菜と副菜を組み合わせれば1食で20〜30gに無理なく到達します。

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※ 栄養素データは文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年」に基づきます。医療・栄養指導など専門的な用途には、必ず管理栄養士・医師にご確認ください。

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