日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
この記事は食品の栄養素に関する一般的な情報提供を目的としており、医療上のアドバイスではありません。記事中の内容は特定の症状・疾患の診断・治療・予防を保証するものではなく、効果には個人差があります。体の不調・疾患の診断・薬や栄養補助食品の使用については、必ず医師・管理栄養士などの専門家にご相談ください。
筋トレをしていると「もっとたんぱく質を摂りたいけれど、プロテインパウダーは値段が気になる」「毎回シェイカーを洗うのが面倒」と感じる方は多いはずです。実はスーパーやコンビニで買える缶詰・パック食品にも、プロテイン顔負けの高タンパク食材がそろっています。この記事では日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の実測データをもとに、調理不要で価格も手頃な高タンパク食材をランキング形式で紹介します。数値は可食部100gあたりを基本とし、1缶・1パックなど実際に手に取る量での換算も併記します。
プロテインパウダー(ホエイ・ソイ)は1食あたり20g前後のたんぱく質を手軽に摂れる反面、1回分あたり100〜150円程度のコストがかかり、毎日続けると出費がかさみます。缶詰や豆製品なら1個・1パックあたり100〜150円程度で同等以上のたんぱく質量を摂れるうえ、封を開けてそのまま食べられるため調理器具も要りません。
また食品からたんぱく質を摂ると、ビタミンB群・鉄・カルシウムなど他の栄養素も同時に補えるメリットがあります。粉末だけに頼らず、缶詰・豆製品・卵をローテーションすることで、栄養バランスを保ちながら筋トレ後の補給を続けやすくなります。
さば缶詰(水煮)は100gあたりたんぱく質20.9g・エネルギー174kcalで、1缶(内容量約190g・可食部固形量約120g)換算ではたんぱく質約25g・エネルギー約209kcalを摂取できます。EPA・DHAや骨ごと食べられるカルシウムも同時に摂れる、コスパに優れた選択肢です。
糸引き納豆は100gあたりたんぱく質16.5g・エネルギー184kcalで、1パック(約45g)換算ではたんぱく質約7.4g・エネルギー約83kcal。1パック30円前後と安価で、食物繊維やビタミンK2も同時に摂れる点がプロテインパウダーにはない強みです。
ゆで卵は100gあたりたんぱく質12.5g・エネルギー134kcalで、1個(可食部約50g)換算ではたんぱく質約6.3g・エネルギー約67kcal。持ち運びやすく、コンビニでも1個から購入できる手軽さが魅力です。
調理不要で買える高タンパク食材の例(可食部100gあたり、日本食品標準成分表八訂より)
プロセスチーズは100gあたりたんぱく質22.7g・エネルギー313kcalと高濃度で、6Pチーズ1個(約18g)換算ではたんぱく質約4.1g・エネルギー約56kcal。小分けで持ち運びやすく、間食としてそのまま食べられます。
木綿豆腐は100gあたりたんぱく質7.0g・エネルギー73kcalとやや控えめですが、1丁(約300g)まるごとで換算するとたんぱく質約21gに達し、低カロリーでボリュームも出せる食材です。焼き豆腐はたんぱく質7.8g・エネルギー82kcalとやや高たんぱくで、水切り不要でそのまま調理に使えます。
かに風味かまぼこは100gあたりたんぱく質12.1g・エネルギー89kcalで、1本(約15g)ならたんぱく質約1.8g。少量でも食べやすく、サラダや汁物に加えるだけで手軽にたんぱく質を追加できます。
筋トレ直後は吸収の速さを優先するならゆで卵とチーズの組み合わせ、時間に余裕があるならさば缶とご飯で食事として満足感を得るのがおすすめです。さば缶1缶+ご飯茶碗1杯(150g)で、たんぱく質約28gを食事としてしっかり摂取できます。
作り置きが面倒な日は、納豆・豆腐・缶詰のように「開けてそのまま」食べられる食材を常備しておくと、忙しい日でもたんぱく質不足を防げます。冷蔵庫に卵・豆腐・チーズ、常温には缶詰と納豆(要冷蔵)をストックしておくと、シーンを選ばず対応できます。
1日の摂取目安は体重1kgあたり1.2〜2.0g(体重60kgなら72〜120g)です。プロテインパウダー1杯(約20g)に頼らなくても、缶詰・豆製品・卵を1〜2品組み合わせるだけで同等のたんぱく質量を無理なく確保できます。
プロテインパウダーがなくても、さば缶・納豆・ゆで卵・チーズなど調理不要で安価な食材を組み合わせれば、筋トレに必要なたんぱく質は十分に摂取できます。シーンに合わせてローテーションし、コストと栄養バランスの両方を無理なく続けましょう。
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※ 栄養素データは文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年」に基づきます。医療・栄養指導など専門的な用途には、必ず管理栄養士・医師にご確認ください。
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