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日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
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ヨウ素が多い食品
ヨウ素が多い食品について
1日の推奨量:成人男女 130μg(食事摂取基準2020年版)。耐容上限量:成人男女 3,000μg
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ヨウ素は甲状腺ホルモン(T3・T4)の必須成分で、基礎代謝・成長・神経発達を調節します。不足すると甲状腺腫・甲状腺機能低下症になる可能性があります。
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日本人は海藻食品(特に昆布)からの摂取が多く、世界的に見ても摂取量が高い傾向です。昆布だしの常用はヨウ素の過剰摂取につながる場合があります。
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過剰摂取も甲状腺機能障害を引き起こす可能性があります。甲状腺疾患のある方は医師の指示に従い、昆布・海藻の摂取量に注意してください。
よくある質問(FAQ)
Q.
ヨウ素が不足すると甲状腺腫になるのはなぜですか?
A.
甲状腺ホルモン(T3・T4)の合成にはヨウ素が必要です。ヨウ素が不足すると甲状腺ホルモンの産生量が減り、それを補おうとして脳下垂体から甲状腺刺激ホルモン(TSH)が多く分泌されます。TSHが過剰になると甲状腺細胞が増殖・肥大し、首が腫れる「甲状腺腫(ゴイター)」が生じます。
Q.
昆布や海藻をたくさん食べると甲状腺に悪影響がありますか?
A.
昆布のヨウ素量は非常に高く(100gあたり数万μg以上)、毎日大量に食べると耐容上限量(3,000μg/日)を大幅に超える可能性があります。健康な人では一時的な過剰は自己調節されますが、甲状腺疾患がある方は特に過剰摂取が問題となります。昆布だしを毎食使う、昆布を大量に食べるなどは避け、わかめ・ひじきなど中程度のヨウ素含有量の海藻を適量食べることをおすすめします。
Q.
妊娠中にヨウ素が重要なのはなぜですか?
A.
ヨウ素は胎児の脳・神経系の発育に不可欠な甲状腺ホルモンの材料です。妊娠中のヨウ素不足は胎児の知的障害・発育遅延・クレチン病(先天性甲状腺機能低下症)のリスクを高めます。妊婦の推奨量は240μgと通常より高めです。ただし過剰摂取も胎児の甲状腺機能に影響するため、昆布の過剰摂取は避け、バランスの良い海藻・魚介類の摂取を心がけましょう。