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日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
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ビタミンA(レチノール活性当量)が多い食品
ビタミンA(レチノール活性当量)が多い食品について
1日の推奨量:成人男性 850μg RAE / 成人女性 650μg RAE(食事摂取基準2020年版)。耐容上限量:成人 2,700μg RAE
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ビタミンAは暗所での視力維持(ロドプシン合成)、皮膚・粘膜の正常維持、免疫機能の調節に不可欠です。不足すると夜盲症・皮膚乾燥・感染抵抗力低下が起こります。
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レチノール(動物性食品:レバー・うなぎ・卵・乳製品)とβ-カロテン(植物性食品:緑黄色野菜)の2種類の供給源があります。
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脂溶性ビタミンのため過剰摂取(特にサプリメント)による中毒(頭痛・肝障害・骨格奇形)に注意が必要です。通常の食事での過剰は起こりにくいです。
よくある質問(FAQ)
Q.
ビタミンA不足で「夜盲症」になるのはなぜですか?
A.
暗所での視力を担うロドプシン(視細胞の光受容タンパク質)の合成にはビタミンA(レチナール)が必要です。ビタミンAが不足するとロドプシンの再合成が追いつかず、薄暗い環境で物が見えにくくなります(夜盲症・鶏目)。軽度のビタミンA不足は発展途上国で多く見られ、世界的な健康問題となっています。
Q.
ビタミンAが多すぎると中毒になるのはどのくらいの量からですか?
A.
耐容上限量は成人で2,700μg RAE/日です。急性中毒(頭痛・吐き気・皮膚剥離)は1日に非常に大量(数万μg)を摂取した場合に起こります。慢性中毒は長期間にわたり上限量を超えて摂取した場合で、肝障害・骨密度低下・脱毛などが現れます。通常の食事では起こりにくいですが、ビタミンAサプリメントと強化食品の重複使用には注意が必要です。
Q.
妊婦がレバーを食べてはいけないと聞きましたが本当ですか?
A.
妊娠初期(特に8週まで)のビタミンA過剰摂取は胎児の奇形リスクと関連することが報告されています。牛・豚・鶏のレバーはビタミンA(レチノール)を非常に多く含み(100gあたり1,000〜14,000μg RAE)、過剰摂取が心配されます。妊娠を計画中・妊娠初期の方はレバーを毎日大量に食べることを避け、にんじんや緑色野菜など植物性のβ-カロテンからビタミンAを補うことをおすすめします。