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日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
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セレンが多い食品
セレンが多い食品について
1日の推奨量:成人男性 30μg / 成人女性 25μg(食事摂取基準2020年版)。耐容上限量:成人 450μg
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セレンはグルタチオンペルオキシダーゼなどの抗酸化酵素の構成成分として細胞を酸化ストレスから守り、甲状腺ホルモンの代謝にも関与します。
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マグロ・カツオ・ブリなどの魚類、豚・牛の内臓、卵に多く含まれます。通常の食事で推奨量を満たすことができます。
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過剰摂取(セレン中毒)は脱毛・爪の変形・神経障害などを引き起こします。サプリメントで大量摂取しないよう注意してください。
よくある質問(FAQ)
Q.
セレンにはがん予防効果がありますか?
A.
セレンの抗がん効果については複数の研究が行われています。疫学研究では血中セレン濃度が低い集団でがんリスクが高い傾向が報告されています。しかしながら、大規模な介入試験(SELECT試験など)では、セレンサプリメントが前立腺がん予防に有効であることを示せませんでした。現時点ではがん予防を目的としたセレンサプリメントの使用は推奨されておらず、食事からの適量摂取が基本です。
Q.
セレンはどんな食品に多く含まれていますか?
A.
セレンはマグロ・カツオ・ブリ・鮭などの魚類、豚・牛の内臓(レバー・腎臓)、卵に多く含まれます。植物性食品では大豆・小麦・玄米にも含まれますが、土壌のセレン含有量によって地域差があります。日本の食事では魚介類からの摂取が主要な供給源となっています。
Q.
セレンを過剰摂取すると何が起こりますか?
A.
セレン中毒(セレノーシス)の症状には、①脱毛・髪が抜けやすくなる、②爪が変形・脆くなる、③皮膚の発疹・皮膚炎、④口から ニンニク臭がする、⑤末梢神経障害、⑥消化器症状(吐き気・下痢)などがあります。食事からの過剰は稀ですが、高用量セレンサプリメントの長期服用は危険です。耐容上限量(450μg/日)を超えないよう注意してください。