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日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
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ナイアシン当量が多い食品
ナイアシン当量が多い食品について
1日の推奨量:成人男性 15mgNE / 成人女性 11〜12mgNE(食事摂取基準2020年版)
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ナイアシン当量(NE)は食品中のナイアシン量に、アミノ酸トリプトファンから変換されるナイアシン(1/60量)を加算した値です。栄養評価の実際の指標として使用されます。
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たんぱく質を多く含む食品(肉・魚・乳製品・卵)はトリプトファンが豊富なため、ナイアシン当量が高くなります。
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ナイアシン単独の値とナイアシン当量を比較することで、食品がトリプトファン由来のナイアシン源として寄与しているかを把握できます。
よくある質問(FAQ)
Q.
ナイアシン当量(NE)とはどのように計算されますか?
A.
ナイアシン当量(mgNE)=ナイアシン(mg)+トリプトファン(mg)÷ 60、で計算されます。必須アミノ酸のトリプトファンは体内でナイアシンに変換されますが(60mgのトリプトファンから1mgのナイアシンが合成される)、この変換量を合算することでより正確なナイアシン栄養状態を評価できます。
Q.
トリプトファンが多い食品はどれですか?
A.
トリプトファンはたんぱく質食品全般に含まれますが、特に豊富なのは乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルト)・卵・大豆・豆腐・ナッツ類(アーモンド・カシューナッツ)・バナナ・鶏肉・マグロです。トリプトファンはセロトニン・メラトニン(睡眠ホルモン)の前駆体でもあり、精神的な安定・睡眠の質との関連も研究されています。
Q.
ナイアシン当量の方がナイアシン単独値より食事管理に有用ですか?
A.
はい、実際の栄養評価にはナイアシン当量を使うことが推奨されています。たんぱく質を多く含む食事をしている人では、トリプトファン由来のナイアシンが相当量あるため、ナイアシン食品値だけを見ると不足しているように見えても、実際には十分である場合があります。特に乳製品・卵・肉を十分摂っている方は、ナイアシン当量では容易に推奨量を達成できます。